後遺障害による逸失利益はどのように算定するのですか?

逸失利益とは、不法行為がなければ、被害者が得たであろう経済的な利益を失ったことによる損害をいいます。

例えば、事故により体の一部が欠損した場合などには、職種や働ける時間、能力等が減少し、事故がなければ働くことによって得ていた収入が減った損害を請求するということです。

この後遺障害による逸失利益は、

収入額(年収)×労働能力喪失率×中間利息控除係数

によって算定します。

労働能力喪失率は、後遺障害等級の等級ごとに定められた喪失率をもとに、個別の事案ごとに修正します。

また、中間利息控除率は、東京地方裁判所においては、ライプニッツ係数を用います。

後遺障害による逸失利益の詳細はこちらをご覧ください

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