将来の介護費用の損害額はどのようにして算定するのですか?

将来の介護費用については、

介護費用の日額×365日×介護年数に対応するライプニッツ係数(通常は、症状固定時期からの平均余命年数)

により算定します。

介護費用の日額については、赤い本では職業付添人は実費全額・近親者付添人は1日につき8000円とされており、この金額が参考になります。しかし、これは常時介護を必要とする場合であり、随時介護や監視的付添などの場合には、個別の事件ごとに裁判所が金額を認定しています。

このように介護の日額だけでも、個別の事案に応じ、金額的にばらつきが出やすく、また将来の長年にわたっての将来介護費用についての請求となることから、その金額が多額になりやすく、なかなか交渉がまとまりにく面があるということになります。

将来の介護費用が問題になるケースについては、法的に難しい問題を多く含むため、弁護士にご相談ください。。

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